精神を一つにまとめる 5
本当に単純なことでもしょっちゅう何かについて悩んでいませんか?
この雨はいつ止むだろう、洗濯物を取り込んで出かけようかどうしようか、傘を持って出るべきかどうか。
スーパーではどの列にならぶのが一番早いだろう、など。
・・・ちょっとした不安や一時的な悩みなど枚挙にいとまがないほどいつもわたしたちの精神を出入りしているのです。
ですから人間であるかぎりこういうものから永遠に自由になることなどないと知ってください。
また、ある感情を特別視して、この感情だけは出てこないようにしようと考えるのはさらに非現実的な過ちです。
なぜなら、ある特定の感情を感じなくしようという努力はその感情の元となる考えを自分から隠そうとすることになるからです。
これは抵抗するよりもっと厄介な結果を招きます。
自分から見えなくしたある考え、そしてその考えがもたらす感情は、必ず別なかたちでの発露を求めて思いがけないところに現われるのです。
そしてより大きな影響力をもってわたしたちを脅かすことになりかねません。